2025/08/06 08:58

こんにちは。茨城県日立市にある、たてのフルート教室です!
フルートは息をたっぷり使う楽器。
でも、楽譜にはブレスの位置が書かれていないことが多く、
「どこで息を吸えばいいの?」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
今回は、演奏しながら【自然に息を吸える場所】=【音楽的な間】を見つけるコツをご紹介します。
① フレーズの「終わり」で吸う
まず意識したいのが、「文章の区切りのような場所」で息を吸うこと。
たとえば歌詞がある曲なら、1つの文が終わるところ。
歌詞がなくても、メロディのまとまりが自然に終わるタイミングでブレスを入れると、音楽の流れを壊さずに済みます。
無理にたくさん吹き続けるより、「ここで吸ったほうが伝わる」という場所を選ぶと良いですね。
② 「音楽の流れ」を止めない吸い方を
演奏中のブレスは、「息が足りないからとにかく吸う」ではなく、音楽を支えるための吸い方が大切です。
そのためには
・前の音をしっかり吹ききってから
・次の音につながるようにテンポ感を崩さずに吸う
この2つを意識してみてください。
③ ブレスを決めておくと安心
曲を練習する時、あらかじめ「このフレーズの後に吸う」と決めておくと、演奏が安定します。
楽譜に鉛筆で「∨」などのマークを入れておくと、本番でも迷わず呼吸できますよ。
おわりに
ブレスは、ただの休憩ではなく、音楽の一部。
楽譜に書かれていなくても、耳で感じて、自分の中で"間"を見つけていくことが、
より自然で心地よい演奏につながります。
ぜひ、息の吸い方にも意識を向けてみてくださいね。