2025/07/31 07:50


こんにちは。茨城県日立市のたてのフルート教室です♪


アンサンブルや吹奏楽の練習が始まると、個人練習とのちょっとしたギャップを感じることはありませんか?


「ひとりで吹けていたのに、合奏だと合わない…」

「まわりの音が気になって、自分の音がわからなくなる…」


実はこの感覚、とても自然なものです。

今日は、個人練習と合奏をうまくつなげるためのポイントを3つご紹介します。



 「まわりの音」を意識した練習をしてみる


合奏でうまくいかない原因のひとつは、まわりの音が聞こえた時に、自分の吹き方が変わってしまうこと。

個人練習の時から、メトロノームや伴奏音源などを使って、「誰かと一緒に演奏している想定」で練習してみましょう。


自分の音と、まわりの音を同時に聞く感覚が少しずつ育っていきます。



 「縦の線」だけでなく「横の線」も意識する


合奏の中では、「テンポ」「リズム」を合わせるだけでなく、フレーズや音楽の流れを感じながら演奏することも大切です。


個人練習では、

・このメロディは誰と一緒?

・この休符のあと、どこで入る?

・誰かに受け渡すような箇所は?

などを、楽譜に書き込んでおくのがおすすめです。



 「吹かない時間」も想像しておく


合奏では、ずっと吹いているわけではありません。

待っている時間に、何を聴いて、どうタイミングをつかむかが実はとても大切です。


個人練習でも、吹かない部分をスルーせず、

・何を聴いて準備するか

・いつブレスをとるか

などをシミュレーションしておくと、本番での安心感がぐっと増します。



合奏は「自分と誰かの音をつなげる」時間


個人練習でできることは、まだまだたくさんあります。

ただ音をさらうだけでなく、「この音は誰とつながっているかな?」と想像してみることで、アンサンブルの時間がもっと楽しく、自由に感じられるかもしれません。


「合奏、うまくいかないな」と思った時こそ、個人練習を見直すチャンスです。

ぜひ今日から、ちょっとだけ意識してみてくださいね。