2025/07/22 11:21

こんにちは、たてのフルート教室です♪
毎日暑い日が続いていますね。
今日は「夏にフルートを吹くときの注意点」についてお話ししたいと思います。
楽器にとって、夏の暑さは実はとても大きなストレスになります。
特に気をつけたいのは、高温になる場所での保管です。
車の中に置きっぱなし、していませんか?
「ちょっと寄り道してから帰るつもりだった」
「楽器が見えないようにしてあるから大丈夫」
…こんなふうに、ついフルートを車に置いてしまった経験がある方もいるかもしれません。
ですが、真夏の車内は想像以上に高温になります。
直射日光が当たっていなくても、短時間で50度以上になることもあります。
その中に楽器を放置してしまうと…
・金属が熱膨張して、キーの動きが悪くなる
・接着部分が緩んだり、タンポが傷む
といったトラブルにつながる恐れがあります。
たとえ短時間でも、「夏の車内放置」は避けたいところです。
練習場所でも注意したいこと
暑い日は、冷房の効いた室内での練習が多くなると思います。
でも、冷風が直接フルートや体に当たらないようにするのも大切なポイントです。
冷風で手が冷えてしまうと、指が動かしにくくなったり、音の安定感が下がることも。
また、急激な温度差は金属にとっても負担になります。
できるだけエアコンの風が直接当たらない場所で、徐々に楽器を慣らしながら吹き始めてくださいね。
おわりに
フルートはとても繊細な楽器です。
長く気持ちよく吹き続けるためにも、「温度と湿度」に気をつけた夏の扱い方を心がけましょう。
楽器はもちろん、演奏するご自身の体も大切にしてくださいね。