2025/07/18 00:06



こんにちは。たてのフルート教室です。


このブログを読んでくださっている、フルート経験者のみなさんは、音色についてどのように研究されているでしょうか。


私自身、いまだ模索中で、「理想の音」を掴むのはなかなか難しいと感じています。

私の中での理想は、マチュー・デュフォー氏の音。特に《Fantaisie》というCDに収録された音は、今でも憧れの響きです。


録音して「今日は近づけたかも」と思っても、再生してみると「あれ、全然違う…」ということもしばしば。

そのたびに、どうすれば自分の中にある理想に近づけるのか、日々考えながら練習を重ねています。


最近は思いきって、頭部管の角度を変えてみました。

私は長年、外向きにセッティングしていましたが、あるとき試しに少し内側に向けてみたところ、音色に変化があり、むしろ音程の調整も楽になりました。


恩師の角度を真似していたままだった自分に気づき、17年ぶりの小さな変化でしたが、大きな学びになりました。


レッスンでは、生徒さんにも角度やアンブシュア、タンギングなど、吹きやすくなるヒントをお伝えしています。

「慣れた吹き方を変えるのは怖い」と思う気持ちは、私自身もよく知っています。

だからこそ、生徒さんに安心してチャレンジしていただけるよう、私自身も柔軟な姿勢でフルートに向き合い続けたいと思っています。


「自分の音、まだ変われるかもしれない」

そんな気づきが、新しい練習のモチベーションになるかもしれません。


\音色に悩んでいる方へ/

レッスンでは、頭部管の角度や息の使い方の工夫も丁寧にサポートしています。

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