2025/12/09 15:05



こんにちは。たてのフルート教室の舘野千尋です。


私はずっと、「マインドフルネス瞑想」と「演奏」という行為は、呼吸に意識を向け、今この瞬間に集中するという点で、とても近いものだと感じています。


本番になると「音が出ない」時期

私は大学生の頃まで、本番において、緊張で音がまったく出なくなるなど、パニックに陥ってしまうことが多くありました。

そして、自分がなぜそうなってしまうのかが全く理解できず、不安の中で練習を続けていました。


大学3年で出会った「瞑想」

そんな時期に、偶然瞑想を始めました。

当時はまだ「マインドフルネス」という言葉が今ほど知られておらず、ただ静かに座り、呼吸を観察するだけのシンプルな時間でした。


けれど、その積み重ねは少しずつ私の演奏を変えていきました。


・雑念が浮かんでも流せる

・パニックの手前で気付ける

・「今ここ」に戻れる

・身体が緊張していく様子がわかる

・呼吸で整えられる


これはイメージトレーニングと組み合わせることで、さらに大きな効果を発揮しました。


演奏と瞑想の共通点

瞑想で鍛えられるのは、特別な力ではなく


・今にとどまる力

・自分の状態を観察する力

・反応しすぎない力


これらはそのまま演奏の集中力につながります。


音に入り込み、思考が静かになっていくあの時間は、瞑想で感じる「深い静けさ」ととても似ています。


「お客さんは敵ではない」と気づけた

瞑想を続けるうちに、私の中で大きく変わったのは"本番に対する解釈"でした。


以前の私は、「失敗したらどうしよう」「評価されるのが怖い」と、お客さんを“敵”のように感じていました。


けれど呼吸を観察し続けるうちに、心の余白ができて、少しずつ視点が変わり、

聴いてくれる人は、こちらの表現を受け取ってくれる味方なんだ。

と気づくことができました。


おわりに

もしあなたが

・本番で緊張しすぎる

・集中が続かない

・自信が持てない

そんな悩みを抱えているなら、瞑想が力になってくれるかもしれません。


あなたの音楽が、もっとのびのびと響きますように。